堀江貴文「多動力」の要約①
今日は、堀江さんが書いた「多動力」という本の要約をしていきたいと思います。
堀江貴文さんとは?
まず、堀江さんとはあのタレントの方の「ホリエモン」ですね。具体的にどういう人物なのかというと、実業家、著名家、投資家、タレント、YouTuberなど、様々な肩書きを持つ方です。
また、インターネット事業会社である「ライブドア」を立ち上げた方でもあります。他の企業でもコンサルティングをしたりと、幅広い活動をしている方です。
このようないろいろなことをやっている堀江さんの考え方が詰まった本なので、わかりやすく要約していきたいと思います!
全部で8章の31項目あって、どうしても時数が多くなりました、、汗
なので、今回は前半の1~4の内容だけをまとめたいと思います。後半は次回のブログで書きます!
目次
- 一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
- バカ真面目の洗脳を解け
- サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
- 自分の時間を取り戻そう
- 自分の分身に働かせる裏技
- 世界最速仕事術
- 最強メンタルの育て方
- 人生に目的なんかいらない
1、一つの仕事をやる時代は終わった
「寿司屋の修行なんて意味がない」
情報伝達手段が限れていた時代には、おいしい酢飯をどうやって作ればいいのか素人には分からなかった。
また、魚のうま味を最大限引き出す包丁の使い方はプロのみぞ知る専売特許だった。
それらの伝統技術を引き継ぐには、貴重な情報を持つ親方に弟子入りをし、下積みの苦労に耐えるしかなかった。
つまり、情報が独占されていた時代であった。
しかし、現代はどうだろう?
インターネットが普及し、情報がどこからでも入ってくる時代になった。
だから、何もそこで修行しなくたって、おいしく作る方法などいくらでもあるのだ。
石の上で3年も我慢するような忍耐は今や無駄なものとなった。
「3つの肩書きをもてば、あなたの価値は1万倍になる」
昔は、「一つの仕事を定年まで全うするのが正しい」という価値観があった。
そして、多くのビジネスパーソンは、たった一つの肩書きで仕事人生を終える。
まず、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。
ここで、別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか?
「100人に1人」×「100人に1人」=「1万人に1人」
の人材になれる。
これだけで貴重だ。
さらに別の分野に取り組めば
「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」
の逸材になれる。
ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。
肩書きをかけ算することで、あたなはレアな存在になり、結果的に価値は上がる。
また、似た分野ではなく遠く離れた分野ほど、その希少性は高まる。
(ちなみに、堀江さんの場合は肩書きがざっと16個…それ以上あるらしいです。
いや、すごい方ですね…(笑))
2.バカ真面目の洗脳を解け
「ベストセラーはコピペ本」
僕は毎月1冊のペースで本を出しているが、インタビューに答えるだけで、編集者とライターがそれをまとめて出版している。
つまり、分業制にしているということだ。
それぞれ、得意分野の人が担当することで効率を大幅に上げることができる。
多くの仕事を手掛けるためには、自分が最も力を発揮できる仕事だけをやることが大切だ。
「手作り弁当より、冷凍食品のほうがうまい」
ただ全力でやったものより、やり方を工夫して少量の力でやった方が上手くいったことがあるのではないだろうか?
重要なのは、たまに手を抜くことである。
常に全力を出し続けていると、肝心のとこで100%の力を出すことができない。
緩急を使いこなすことこそ仕事の本質だ。
仕事が遅かったり、仕事に忙殺されてしまっている人は、「仕事はすべて100点をとらなくてはいけない」という思い込みがあるのではないか?
目指すのは、完璧でなく、完了だ。
「見切り発車は成功のもと」
何かを始めるとき、準備をしてからやろうと思っていないか?
始める前から、どうしようか考えたってしょうがない。
準備している時間は無駄だ。
絶対に完璧なものを作ろうとたくさん準備に費やすよりも、不完全でもいいからとりあえずやってしまおう。
トライ&エラーを繰り返したほうがクオリティも高く、良いものになるだろう。
「とりあえず初めてみて、あとから修正していきましょう」を口癖にしよう。
3.サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
「まずは、一つのことにサルのようにハマれ」
何か一つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心と集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。
しかし、日本の「バランス教育」は子どもの集中力と好奇心をそぐようにできている。
学校というのは平均的の子どもを作る工場のようなものだ。
だから、バランスが取れていない人間に交じっていると不安を覚え、無理やり矯正しようとする。
給食の「三角食べ」などしなくても栄養が偏ることはないし、社会生活で何も問題ない。
何か一つのことを根っこまで掘り下げれば、そのジャンルの真髄がわかり、どんなことにだって応用できるようになる。
というメリットがある。
「飽きっぽい人のほど成長する」
飽きやすいということをネガティブに捉える人もいるが、実は成長が早いということでもある。
どんな分野でも80点までは簡単にたどり着けても、100点満点を達成するまでには膨大なコストを時間がかかる。
ある程度ハマれば大半の知識は得られる。
そこで長い年月をかけて100点を取ることに執着せず、次のジャンルへ飛んだほうが、また新たな発見がある。
成長が速かったり、絶えず新しいことを仕掛けている人はみな飽きっぽい。
飽きっぽいといっても、短期間にものすごい勢いで熱中しているから、人並み以上の知識と経験が身に付き、仕事にも役立つ武器となる。
「点と点をつなげていくと、いつの間にか線ができる」
と言ったが、ハマっていくうちに、網のように散らばった点と点が思わぬところで繋がるのだ。
1度深くまでハマり、あっさり次へ移る。これからの時代はそうやって80点を取れるものをいくつも持っている人が強い。
4.自分の時間を取り戻そう
「経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない」
限られた時間のしかない人生。
いつでも多動でいるために一番大事なこと。
それは、1日の中から「ワクワクしない時間」を減らしていくことだ。
嫌な仕事はどうしたって気が進まない。
効率が悪くなるし、能力だって発揮できない。
だから、他人に任せれることは任せて、できるだけ「ワクワクすること」に時間を使うことが、多動力に繋がる。
1日24時間をワクワクだけで埋め尽くそう。
「電話をかけてくる人間とは仕事をするな」
「自分の時間」を奪う最たるもの。
それは電話だ。
電話は多動力をジャマする最悪のツールであり、百害あって一利ない。
仕事中に電話を鳴らされると、そのせいで仕事は強制的に中断され、リズムが崩れしまう。
スケジュール調整や、ちょっとして打ち合わせの連絡は、メールやLINEで十分だ。
1日の中には、細かい隙間時間がたくさん発生する。
その隙間時間を利用し、メールやLINEの処理をすることで仕事を効率的に進めることができる。
非同期通信が手軽になったおかげで、今や、誰もが自分の都合のいい時間に情報をアクセスできるようになっている。
「大事な会議でスマホをいじる勇気をもて」
他人の目を気にしすぎて、「自分の時間」を生きていない人が多い。
多くのビジネスパーソンは、上司や先輩の怒りを買わないように無意味なルールに縛られ、「他人の時間」を生きている。
そんな「他人の時間」を生きるくらいなら、打ち合わせ中にスマホで気になるニュースを読んだり、LINEを返して「自分の時間」に引き戻したほうがいい。
スマホ画面を見ているからといって、会議が上の空というわけではない。
だいいち、すべての会議が濃密というわけではなく、くだらない会議、意味のない無駄話はどの職場でも結構多いものだ。
その隙間時間にスマホで必要な情報を得たほうがずいぶんと効率的だ。
「おかしなヤツとは距離を取る」
つまらない人、うざい人、面倒くさい人。
このような「危険人物」と付き合うと、無駄に時間を奪われた挙句、不愉快な思いをすることになるだろう。
僕は「自分の時間」を平気で奪うような相手とは意識して距離を取るようにしている。
1日24時間をできるだけ有効に使うために「やらないこと」を明確にしろと、すでに明確に書いた。
しかし、それと同じように「付き合わない人間」を明確にすることも大切だ。
誰とでも無難に付き合い、心にもないお世辞を言ったり、愛想を振りまいて生きているうちに人生なんて終わってしまう。
自分がやりたいことを次から次に実現したいならば「自分の時間」を奪う人間と付き合ってはいけない。
「付き合わない人」を決めることがあなたの生き方を決める。
「仕事を選ぶ勇気」
「自分の時間」を生きるためには、仕事を選ぶ側にならなくてはいけない。
「食べていくために辞めることができない」と追い込まれながらやっている仕事は、その仕事の発注主の都合に振り回されてしまう。
「嫌だと思ったら辞めればいい」
と割り切ったほうが自分の人生を生きることができる。
無意味な仕事、割に合わない仕事、生理的に嫌な仕事に付き合わされそうになったら、無視してしまえばいいし、それで文句を言われるようなら辞めてしまえばいい。
「受けない仕事リスト」を作ろう。
そのリストはあなたの羅針盤となる。
やらないことを決めることで、進むべき道が表れるのだ。
『君の名は。』がヒットした理由
今の時代の「時間感覚」からすると映画や芝居、ライブに拘束される時間は長すぎると感じる。
スマホがあらゆる、隙間時間を埋めるようになったことで、人の「時間感覚」確実に速くなっている。
そんな今の「時間感覚」をもっている者にとって映画を1本観るのは”重たく”感じられるのだ。
そんな時代にも関わらず、映画『君の名は。』は優れた作品だった。
余分なシーンをカットし、サクサクと話が進んでいた。
今の時代を生きる人は「無駄な時間」を我慢できない。
この映画はそのことをよく理解していたことも、ヒットの要因だろう。
『君の名は。』が示してくれたように、今の速い「時間感覚」を意識することが大切だ。
以上、前半の要約をまとめていきました。
ここまで読んでいくと、堀江さんってすごく効率的で無駄なものを省くって感じの人ですね~。
なにより「合理的な選択をしている人」だと感じます。
また、とことん好きなことをやってくことで「多動力」を生み出しているんでしょうね。
僕自身もここまでで堀江さん人間柄、思考法が十分把握できたと思います!
後半は、この続きをまた後日ブログに更新していきます!
ご視聴ありがとうございました!